最終更新日 2024.01.29

暗号資産に興味を持っていて取引を始めたいと考えているのであれば、始め方やどのサービスを選べば良いかなどの情報を事前にチェックしておくことをおすすめします。

そこでこの記事では、初心者向けに暗号資産の基本的な始め方や勉強法、初心者におすすめの暗号資産販売所を紹介します。

暗号資産（仮想通貨）は初心者でもできる！基本的な始め方とは

まずは、初心者向けに、暗号資産取引の基本的な始め方について説明します。

暗号資産取引サービスには、販売所と取引所の2種類があるため、どちらのサービスを利用するのか決める必要があります。

販売所と取引所、それぞれの特徴は以下の通りです。

販売所	暗号資産販売所を相手に取引を行う。 提示されている価格ですぐに「買う」「売る」ができるのがメリット。
取引所	暗号資産取引所に登録しているユーザー同士で取引を行う。 指値注文ができることがメリットだが、反対のポジションを希望するユーザー（※）がいないと取引できないというデメリットがある。 ※自分が買う側だった場合は売りたいユーザー、自分が売る側だった場合は買いたいユーザー

暗号資産取引を始めるためには、暗号資産取引用の口座開設手続きが必要です。
販売所や取引所の多くは、スマホから口座を開設することができます。

例えば、LINE BITMAXではマイナンバーカードまたは運転免許証など顔写真付きの本人確認書類があれば、簡単に口座開設可能です。

申請後は、通常即日〜3日ほどで本人確認が完了し、LINE公式アカウント「LINE Pay本人確認」から口座開設の結果がメッセージで送られてくるようになっています。

口座開設手続きが完了したら、取引資金となる日本円を取引口座に入金しましょう。

LINE BITMAXの場合、銀行口座からの振込だけでなくLINE Payからの入金にも対応しているので大変便利です。

いずれの場合も入金手数料は無料ですが、銀行口座から入金する場合は各銀行所定の振込手数料が別途かかるので注意しましょう。

開設した口座への入金が完了すれば、いよいよ暗号資産を購入することができます。

ここで把握しておきたいのが、「売買手数料」および「スプレッド」と呼ばれる取引コストです。暗号資産取引にかかる手数料やスプレッドは、サービスによって異なります。

暗号資産（仮想通貨）初心者におすすめの勉強法はある？

暗号資産取引をよりスムーズに行うためにも、初心者はある程度の知識を習得しておくといいでしょう。

続いては、暗号資産に関するおすすめの勉強法をいくつか紹介します。

書店には、暗号資産に関する書籍がたくさん販売されています。初心者向けの本もあるため、まずは本を読んで基礎知識を身に付けてみてはいかがでしょうか。

暗号資産の種類、手数料やスプレッドへの考え方など、基本的な情報が網羅された本を読むことで、より理解を深めることができるかもしれません。

暗号資産取引所の公式サイトでは、初心者が知っておくべき情報をまとめた記事を載せていることが多いです。

こうした公式ブログから基礎知識を得ることも可能です。各テーマに沿って記事が用意されているので、初心者でも少しずつ勉強できて便利です。

また、販売所や取引所の関係者など、暗号資産に詳しい有識者がX（旧Twitter）やFacebookを利用している場合もあるので、そうしたSNSアカウントをフォローしておくのも良いかもしれません。

一方で、たまに見かける「この銘柄が今アツい」「この通貨に〇〇円投資した」といった人気ブロガーの煽りには左右されないよう気を付けておくことも大切です。

暗号資産取引はあくまで自己責任となるため、信頼性のあるところで情報収集をし、自分の知識と合わせて判断するようにしましょう。

また、ネットの記事やSNSで気になる情報を見つけたときは、情報元となる公式サイトや海外のニュースサイトを確認するなど、深く追求しながら調べていくことも重要です。

海外のサイトが情報元となっている場合、人によって解釈の仕方が違ったり、誤訳によって正しくない情報が発信されている可能性もあります。

すべての情報を鵜呑みにするのではなく、一次情報を探りながら深い知識を身に付けていくことで、より暗号資産への理解を高めていけるでしょう。

知識を身に付けることはもちろん大切ですが、実際に取引を行ってみて、経験を積みながら学んでいくというのも勉強法の一つです。

自分で暗号資産を保有し運用することは、これまで得た知識の実践的な理解へとつながるでしょう。

資金を投入する以上リスクはありますが、暗号資産は少額から取引が可能な販売所・取引所もあるため、最初から高額な資金を投入する必要はありません。

LINE BITMAX販売所なら、1円からでも暗号資産取引ができるため、初心者でも気軽に始められます。

暗号資産は、値動きから学べることもたくさんあります。

日々の値動きを見ながら実際に売買してみるのも良いですし、過去の値動きを見て、相場が大きく動いたときに何が起きていたのか、歴史を振り返ってみるのも良いでしょう。

暗号資産がどんなときに高騰して、どんなときに暴落するかを歴史から学ぶことは、将来の相場を予想するためのヒントになります。

また、ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）といった代表的な暗号資産だけではなく、世界にはほかにも無数の暗号資産が存在しています。

どの暗号資産がどんな値動きをしているのかを見ているうちに、気になる銘柄が見つかるかもしれません。

販売所と取引所を比べると、販売所のほうが取り扱う暗号資産の種類が多いという特徴があります。

初心者が暗号資産を勉強するなら、取り扱う銘柄数が豊富な販売所を選び、日々の値動きをチェックしてみましょう。

LINE BITMAXなら、1円からでも暗号資産取引ができるため、初心者でも気軽に始められます。

初心者が暗号資産（仮想通貨）で失敗しないために知っておきたいこと

ここからは、暗号資産取引で失敗しがちなポイントをいくつか挙げ、初心者が最低限知っておくべきことを説明していきます。

過去の失敗事例は、特に暗号資産の初心者にとって有益な情報となるので、同様の失敗をしないためにも勉強法の一つとしてぜひ参考にしてください。

前述の通り、暗号資産取引サービスには販売所と取引所の2種類があり、どちらを利用する場合も取引コストはかかりますが、かかるコストの種類が異なります。

取引所を利用する場合、一般的な手数料は、以下の通りです。

• 口座開設手数料
• 入出金手数料（日本円）
• 送金手数料（暗号資産）
• 購入手数料
• 売却手数料
• レバレッジ手数料

また、販売所の場合も基本的には同様の手数料がかかりますが、取引時にかかる「購入手数料」と「売却手数料」は無料のところが多いです。

代わりに「スプレッド」と呼ばれる売値と買値の差額が発生し、これが実質的な手数料となっています。

どんな手数料がいくらかかるのかは、販売所・取引所によって異なります。

特に、購入手数料・売却手数料が高いサービスを利用して頻繁に短期トレードを繰り返してしてしまうと、実際に得られる利益が思っていたよりも少ないという結果になりかねません。

暗号資産取引を始めるときは、どんなコストがかかるのかも確認して、複数のサービスを比較検討しながら選ぶことが大切です。

暗号資産に限らず、これまであまり投資をしてこなかった初心者の場合、税金がかかることを知らなかったということも珍しくはありません。

また、税金がかかることは理解していても、暗号資産の課税方式が、株式やFXなどほかの投資と異なり、「総合課税」であることを知らなかったという失敗もあります。

株式やFXなどで利益を得た場合は、「分離課税」といって、ほかの所得とは切り離した形で、一律で20.315％（所得税15.315％・住民税5％）の税金が課せられます。

しかし、暗号資産は「総合課税」の対象となるため、給与などほかの収入と合算した所得に対して課税されます。

所得が増えれば増えるほど税率は上がるため、最大で55％（所得税45％・住民税10％）の税金が課せられるのです。

とはいえ、すべての暗号資産取引に対して、必ず税金がかかるわけではありません。 税金がかかるのは、一般的に以下のような場合です。

• 暗号資産を売却して利益を得たとき
• 暗号資産で商品を購入したとき
• 暗号資産同士の交換を行ったとき
• 暗号資産の分裂により暗号資産を取得したとき
• マイニング、ステーキング、レンディングなどにより暗号資産を取得したとき

そのため、ただ暗号資産を保有しているだけなら確定申告も納税も不要です。

また、毎年1月1日～12月31日までに暗号資産取引で得た利益が、給与以外の副業などで得たほかの所得と合算して20万円を超えない場合も、税金はかかりません。

暗号資産取引によって20万円以上の利益を得たにも関わらず、確定申告や納税をしないままにしてしまうと、税務調査などによって後から申告漏れを指摘されたときに、ペナルティを課せられます。

未納の税金だけではなく、延滞税や無申告加算税、場合によっては重加算税が課税され、最大50％もの税率で課税されてしまうのです。

このような失敗を防ぐために、少額の取引をしているうちから、税金に関する知識を身に付けておくことが大切です。

※税金の取り扱いについては、国税庁のホームページや最寄りの税務署または税理士などにご確認ください。

暗号資産は、資産を大きく増やせる可能性がある一方で、資産を減らしてしまうリスクもあります。

資産取引に慣れていない初心者の場合、最初から高額の資金を使って取引をするのではなく、少額から始めて経験を積み、少しずつ取引額を増やしていくのがおすすめです。

例えば、毎月10,000円というように決まった金額を指定して暗号資産を購入する、暗号資産の積立投資を検討してみるのも良いでしょう。

積立投資は、相場に応じた購入量の調整が自動できるため、平均購入単価を抑えながら、手間をかけずにリスクを抑えた運用が可能です。

少額でもコツコツと積み立てることで、長期的な視点での資産形成につながるかもしれません。

また、暗号資産の少額取引に慣れ、利益を得られるようになったとしても、必要な生活費を使ったり、借金をしたりしてまで高額の暗号資産取引を行うのはやめましょう。

暗号資産の価格は日々変動しているので、価格が暴落すると元本を全額失ってしまうことも十分あり得ます。

取引に失敗して借金を抱えてしまわないように、生活に必要なお金と取引資金は分けて管理することをおすすめします。

暗号資産（仮想通貨）初心者は販売所・取引所選びが大事！まずは少額から始めよう

今回は初心者向けに暗号資産取引の始め方を解説し、おすすめの勉強法やおすすめの取引サービスを紹介しました。

取引を始める前には本やネット、セミナーを利用して、暗号資産の種類や手数料、スプレッド、税金などについての基礎知識 を深めておくと良いでしょう。

暗号資産の最新情報や手数料や税金などの基礎知識については、各取引所・販売所の公式ブログを見てみるのがおすすめです。

また、暗号資産は、シンプルな取引スタイルで、初心者にも分かりやすい販売所形式の暗号資産取引サービスのなかから、少額で始められるところを選んでみてはいかがでしょうか。

ある程度の準備ができて「試しにやってみよう」と暗号資産取引を始める際は、初心者でも使いやすい「LINE BITMAX」をチェックしてみてください。