初心者が暗号資産取引を始めるにあたって、しっかりと理解しておきたいのが「手数料」についてです。
取引にどれくらいの手数料がかかるのか、種類や相場を把握したうえで、複数の販売所・取引所を比較しながら選ぶことが大切です。
この記事では、暗号資産取引で発生する手数料について、初心者向けに分かりやすく解説します。
暗号資産(仮想通貨)の手数料はなぜ発生する?
一般的に手数料とは、手続きや仲介など、手数をかけたことに対する報酬として支払う金銭を指します。
暗号資産の取引は、販売所・取引所などのサービス事業者を仲介して行います。
つまり、ユーザーが「買う」「売る」などの暗号資産取引をする場合も、実際に暗号資産を動かすのは販売所・取引所です。
販売所・取引所に対して手数をかけることになるため、その報酬として手数料が発生する仕組みとなっています。
暗号資産取引に必要な手数料は、ユーザーにとっては費用ですが、サービスを運営する事業者にとっては大事な収入源となります。
また、手数料の種類や金額は、販売所・取引所を運営する事業者が独自で決定しているため、どんなときにいくら手数料がかかるのかは、取引前にしっかりと確認して比較したいポイントです。
暗号資産(仮想通貨)の手数料はどんなときにかかる?
続いては、実際に暗号資産の手数料はどんなときにかかるのか、手数料の相場と合わせて見ていきましょう。
口座に資金を入出金するとき
暗号資産の取引を始めるにあたって、まずは販売所・取引所に開設した口座に資金を入れる必要があります。
また、暗号資産を現金化するときは、口座から資金を引き出さなければいけません。
このように、販売所・取引所の口座に日本円などの資金を入金したり、出金したりするときにかかるのが、「入出金手数料」です。
ただし、入出金手数料がかかるかどうかは、販売所・取引所によって異なります。
入出金時ともに手数料がかかる場合もあれば、入金時は無料で出金時のみ手数料がかかる場合、なかには入出金時ともに手数料無料という場合もあります。
入出金手数料は動かした資金から差し引かれることが多く、手数料の金額は1回あたり無料~1,000円程と販売所・取引所によって大きく差があります。
暗号資産を売買するとき
販売所・取引所を通じて暗号資産を売ったり買ったりしたときは、「売買手数料(取引手数料)」または「スプレッド(売値と買値の差額)」が発生します。
取引所で売買するときに発生するのが売買手数料、販売所で売買するときに発生するのがスプレッドです。
売買手数料は0.01%~0.1%ほどが目安となり、売買が成立した時点で発生して自動的に差し引かれます。
なかには売買手数料が無料の取引所もあるので、しっかりと注目したいポイントです。
一方、販売所で発生する売値と買値の差額であるスプレッドは、相場によって変動します。
スプレッドは、「買値(Ask)-売値(Bid)」という式で計算できます。
例えばある時刻の1ビットコイン(BTC)のAskが600万円、Bidが599万円だとします。
このとき同時刻で売買を行った場合、600万円で購入し、599万で売却することになり、差額である1万円がスプレッドになります。
販売所では、この損失分が売買手数料の代わりとなるのです。
同じ販売所でもタイミングや暗号資産の銘柄によって異なります。
異なる銘柄のスプレッドを比較しても意味がないので、初心者は特に間違えないようにしましょう。
暗号資産を送金するとき
支払いのために暗号資産を送金したり、別の口座に資金移動したりする際には、「送金手数料」がかかります。
これは、銀行 の振込手数料と同じようなものです。
送金手数料の金額は、利用する販売所・取引所、送金する暗号資産の銘柄によって異なります。
特に、実店舗やネットショッピングでの決済に使う際には別のウォレットに暗号資産を移さなければならない場合もあるため、送金手数料を比較して、できるだけ安いサービスを利用するのがおすすめです。
レバレッジ取引をするとき
レバレッジ取引とは、口座に入金されているお金を担保に、それ以上の金額の取引を可能とする取引の方法です。
例えば、口座に100万円あり、2倍のレバレッジ取引をすれば200万円分の暗号資産を購入することができます。
レバレッジ取引をする場合、建玉(ポジション)を持った状態で営業日をまたぐと、保管・管理費用として「レバレッジ手数料」がかかることがあります。
建玉とは、取引が約定しているにもかかわらず、未決済のまま残っている状態のもののことです。
また、レバレッジ取引にはロスカットというルールがあり、証拠金維持率やレートなど、事前に定められた一定の条件を超えると、自動的に決済が行われる場合があります。
これはユーザーの損失を最小限に抑えるために行うもので、ロスカットが行われた場合、「ロスカット手数料」がかかることがあります。
レバレッジ手数料やロスカット手数料がかかるか否かについても、販売所・取引所によって異なります。
レバレッジ取引を行う予定がある場合は、事前に確認しておきましょう。
暗号資産(仮想通貨)取引の手数料・スプレッドを抑える方法
暗号資産では取引コストがかかると、その分得られる利益は少なくなります。
できるだけ手数料やスプレッドを抑えるためにも、以下の点に注意しましょう。
入出金の頻度を減らす
入出金手数料は、入金や出金を行うたびに発生します。
そのため、入出金手数料を抑えたい場合は入出金を行う回数を減らし、まとめて行うようにしましょう。
手数料無料のサービスを選ぶ
入出金手数料、送金手数料、売買手数料が無料という販売所・取引所もあります。
手数料をできるだけ抑えたいという方は、手数料無料の販売所・取引所を探してみましょう。
スプレッドは比較して選ぶ
暗号資産販売所・取引所を利用するときは、スプレッドを比較して選ぶことも大切です。
スプレッドは時間帯によって大きく変動する場合もあるため、販売所を比較する際は同じ時間帯のスプレッドで比較することをおすすめします。
LINE BITMAXがおすすめ
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初心者におすすめ!LINE BITMAXの手数料・スプレッドについて
LINE BITMAXは、コミュニケーションアプリ「LINE」から暗号資産取引ができる販売所です。
取引画面や操作もシンプルで分かりやすく、暗号資産取引に慣れていない初心者にもおすすめです。
ここからは、LINE BITMAXの手数料・スプレッドについて説明します。
日本円の入金手数料が「無料」
LINE BITMAXでは、取引資金として口座に日本円を入金しても、手数料はかかりません。
対象となる入金方法は、以下の通りです。
入金方法 | 手数料 |
---|---|
LINE Pay (LINE Pay残高からの入金、またはLINE Payに登録した銀行口座からのデビット入金) |
無料 |
銀行口座 | 無料 |
ただし、銀行口座からの入金の場合は、各銀行所定の振込手数料が別途かかります。
また、LINE BITMAXの口座から日本円を出金するときにかかる手数料は、以下の通りです。
出金方法 | 手数料 |
---|---|
LINE Pay (LINE Pay残高からの入金、またはLINE Payに登録した銀行口座からのデビット入金) |
110円(税込) |
銀行口座 | 400円(税込) |
暗号資産の入庫・LINEユーザー間の入出庫が「無料」
LINE BITMAXでは、次の暗号資産の入庫手数料が無料に設定されています。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- ステラルーメン(XLM)
(2023年1月6日現在)
また、出庫時にかかる手数料は下記のように暗号資産ごとに異なります。
暗号資産 | 出庫手数料 |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 0.001 BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.005 ETH |
リップル(XRP) | 0.15 XRP |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 0.001 BCH |
ライトコイン(LTC) | 0.001 LTC |
ステラルーメン(XLM) | 0.01 XLM |
(2023年1月6日現在)
ただし、LINE BITMAXのユーザー間に限り、出庫にかかる手数料は無料となっています。
売買手数料が「無料」
LINE BITMAXでは、暗号資産を売買するときにかかる手数料は無料ですが、スプレッドが発生します。
スプレッドは、次の手順によって確認することができます。
- 暗号資産取引から、スプレッドを確認したい暗号資産の名前をタップ
- 画面下の「買う」をタップして、購入価格を確認
- 一つ前の画面に戻り、「売る」をタップして、売却価格を確認
- 購入価格と売却価格の差がスプレッド
気軽に暗号資産取引を始められて便利
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暗号資産(仮想通貨)取引は手数料・スプレッドを抑えて利益を最大化しよう
暗号資産取引にかかる手数料やスプレッドを抑えることは、それだけ利益を増やすことにつながります。
特に暗号資産の取引に慣れていない初心者の場合、まずは手数料やスプレッドに関する基本的な知識を身に付けていきましょう。
どんなときに手数料やスプレッドがかかるかは暗号資産販売所・取引所によって異なるため、事前にしっかりと確認し、比較しながら検討することが大切です。
この記事を参考に、自分に合った販売所や取引所を探してみてはいかがでしょうか。
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ご注意事項
・このページはLINE Xenesis株式会社が運営する暗号資産販売所「LINE BITMAX」のWebサイトです。バナー広告等から訪問された場合、このページの前に閲覧していたWebサイトは、当社が作成したものではなく、掲載されている情報(感想・評価等を含む)は当社によって管理されていません。そのため、当該情報の内容は当社が保証するものではありません。
・暗号資産は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。
・暗号資産は、需給の変動などにより価格が変動することがあります。暗号資産の価格が急落したり、突然無価値になってしまうことにより損失が生ずるおそれがあります。
・暗号資産は、移転記録の仕組みが破たんした場合には、その価値が失われるリスクがあります。
・サイバー攻撃等により暗号資産が消失した場合には、その価値が失われるリスクがあります。
・暗号資産は、その秘密鍵を失う、または第三者に秘密鍵を悪用された場合、保有する暗号資産を利用することができず、その価値が失われるリスクがあります。
・当社が倒産した場合には、預託された金銭および暗号資産をお客さまに返還することができなくなるリスクがあります。
・暗号資産は、対価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済のために使用することができます。
・当社でのお取引に係る売買手数料は無料ですが、当社の提示する売付価格と買付価格には価格差(スプレッド)があり、その差額がお取引に際してご負担いただくコストとなります。
・上記のリスクは、暗号資産のお取引に伴うリスクを全て網羅したものではございませんので、当社で暗号資産に関連するお取引を行うに際しては、当社がお取引の前に交付する説明書を十分にお読みください。
当社の情報
・会社名:LINE Xenesis株式会社
・住所:〒141-0033 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー22階
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