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暗号資産の取引をスムーズに始めるには、暗号資産に関する用語を知ることが重要です。

暗号資産について調べると、ビットコインやアルトコイン、ブロックチェーンやマイニングなど、普段聞きなじみのない専門用語が出てきます。

この記事では、暗号資産取引を始めるにあたり、特に知っておきたい重要な用語を解説します。
暗号資産取引をスタートしようと検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ビットコイン(BTC)とは?

ビットコイン(BTC)とは

ビットコインは、2008年にサトシ・ナカモトと名乗る人物によって発明された、世界初の暗号資産です。

ビットコインの通貨単位は、「BTC」と表記します。
送金、取引はもちろん、製品の購入などの決済手段、貸し出しなどにも使用できます。

暗号資産のなかで、ビットコインの時価総額ランキングは1位です。最近ではエルサルバドル共和国が、世界で初めてビットコインを法定通貨として導入しました(2021年9月)。

ビットコインの最大の特徴は、中央銀行や特定の管理者などの第三者を介さないことです。ビットコインネットワークは、24時間365日、誰もが参加できるオープンソースソフトウェアとして公開されており、ネットワークに参加する者全員によって共同開発・運営されています。

下記の記事では、ビットコインの特徴や仕組みについてさらに詳しく解説しています。興味がある方は、こちらの記事をご覧ください。

アルトコインとは?

アルトコインとは

アルトコインとは、ビットコイン以外の暗号資産の総称です。

アルトコインは、英語で「Alternative Coin」と表記し、日本語に訳すと代替のコインという意味です。

多くのアルトコインは、基本的にはビットコインの技術を参考にしています。ビットコインの欠点を改善したもの、ビットコインにはない独自の仕組みを持つものなど、その特徴はさまざまです。

ビットコインと同様に、送金、取引、決済、貸し出しなどに使用され、またゲームやデジタルアートなど特定の分野あるいはコミュニティ間で使用されるなど、その用途は多岐に渡ります。

また、アルトコインは、ビットコインよりも価格の値動きが激しく、売買の対象としても人気があります。

しかしビットコインと比較すると、流動性や時価総額が低く、信頼性や安全性の面でリスクを抱えた銘柄もある可能性があります。

アルトコインは国内、あるいは海外の販売所・取引所にて売買できます。

取引所とは?

取引所とは

取引所では、暗号資産取引所に登録している利用者同士で暗号資産の取引を行います。

暗号資産を買いたい人は、買いたい価格と買いたい量を提示し、その条件が売りたい人と一致すれば、取引成立となります。

暗号資産取引所は、売りたい人と買いたい人を仲介する取引の場を提供するのです。

この取引の場では、売り手と買い手の受給バランスで売買価格は常に上下変動するため、適切な売買タイミングを見極める必要があります。

取引所が提供するサービスはさまざまで、スマホからでも取引できる機能や、さまざまな暗号資産の値動きを確認するためのチャート機能、ほかのユーザーと情報交換ができるチャットルームなどがある取引所もあります。

特筆すべき点は、国内の取引所は、金融庁・財務局へ暗号資産交換業者としての登録が必要です。金融庁の審査は厳しく、すべての登録要件を満たした業者のみ、暗号資産の取引所サービスを提供することができるのです。

暗号資産の取引を始めるには、まず取引所で口座開設をする必要があります。
口座開設後、日本円を入金し、暗号資産の取引を始めることができます。

株式の取引は、証券取引所が開いている時間帯のみ取引可能です。FXは平日なら24時間取引が可能ですが、土日は市場が閉まってしまうため取引をすることはできません。
暗号資産取引は株式やFXのような時間的な制約はなく、24時間365日取引ができるため、自分の都合の良い時間に取引ができるのが魅力的です。

暗号資産を始めるにあたって、取引所とは何かを知っておくことが重要です。

販売所とは?

販売所とは

販売所とは、利用者と暗号資産販売所が売買取引をするサービスです。

利用者は、暗号資産販売所が保有している暗号資産を購入する、もしくは自身が保有している暗号資産を売却することができます。

価格は、そのときの相場状況によって売値と買値のレートが提示されています。

取引所に比べて少し手数料が高い分、利用者は提示された価格ですぐに売買ができ、初心者でも簡単に暗号資産の取引ができる点が魅力的です。

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンとは

ブロックチェーンとは、参加者全員が分散してデータを保持させる技術です。

ブロックチェーンでは、一定期間の取引内容がブロック単位にまとめられ、そのブロックを時系列につなげていきます。それがまるでチェーン(鎖)のようになっているためブロックチェーンと呼ばれています。

ブロックチェーンは、暗号技術によりブロックの連続性が保たれています。
悪意ある者がブロック内に記録されているデータの一部を改ざんした場合、それ以降のブロックをすべて改ざんしなければならないため、意図的なデータの改ざんは困難です。

ビットコインの基盤技術として開発され、その後、ビットコインを筆頭に多くの暗号資産でブロックチェーン技術が採用されています。

ブロックチェーンについて、下記の記事で概要から仕組みまで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

チャートとは?

チャートとは

チャートとは、1日、1週間、1ヶ月などの過去の相場の値動きを時系列に沿ってグラフ化させたものです。

暗号資産取引をする際の判断材料の一つとして、上昇トレンドか下降トレンドかなど、これからの値動きを予想するヒントとして活用されています。

チャート分析では「ローソク足」を使ったチャートが便利です。

ローソク足は、一目でそのときの値動きが分かるようになっており、ローソク足1本で、その期間内の四本値(始値、終値、高値、安値)を表しています。

始値 その期間内、初めて取引された価格
終値 その期間内、最後の取引価格
高値 その期間内、最高額の取引価格
安値 その期間内、最低額の取引価格

ローソク足チャートなどを活用し、将来の値動きを予想・分析することをテクニカル分析と言い、暗号資産取引をするうえでは身に付けたいスキルです。

チャートについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

ウォレットとは?

ウォレットとは

暗号資産のウォレットとは、暗号資産を保管するシステムのことです。

ウォレットは、公開鍵と秘密鍵と呼ばれるものがペアになっており、暗号技術によって暗号資産を保管します。暗号資産の送金には、公開鍵と秘密鍵を使います。

暗号資産を誰かに送金する際に秘密鍵を使用するので、暗号資産を安全に保管するためには秘密鍵の管理が重要です。

秘密鍵が誰かに知られてしまった場合、ウォレットからすべての暗号資産を取られてしまう可能性があるので、秘密鍵の管理には十分に注意をしてください。

また、ウォレットには、「ホットウォレット」と「コールドウォレット」の2種類があります。ホットウォレットとコールドウォレットの違いは、インターネットに接続されているかどうかです。

ホットウォレットは、常にインターネットにつながっています。インターネットにつながっているため、手軽に暗号資産を動かしやすいというメリットがありますが、ハッキングされて秘密鍵が盗まれると、保管していた暗号資産も盗まれてしまう可能性があります。

コールドウォレットは、常にインターネットから遮断されています。コールドウォレットはオフラインであるため、ホットウォレットほど資産の移動はスムーズではありませんが、ハッキング被害を最小限にして暗号資産を保管できます。

下記の記事ではウォレットの概要や、各ウォレットの詳細について細かく解説しています。ぜひ参考にしてください。

レンディングとは?

レンディングとは

暗号資産のレンディング(貸し出し)とは、保有している暗号資産を第三者に貸し出し、貸借料を受け取ることができるサービスです。

レンディングは、暗号資産の運用方法の一つです。
暗号資産で利益を得る方法には、購入時の価格と売却時の価格の差でリターンを得るだけでなく、レンディングによっても貸借料という形で利益を得ることができます。

レンディングサービスは、国内の暗号資産販売所・取引所が行っています。レンディングを行うにあたっては、貸し出す銘柄、貸し出し数量、貸し出し期間を選びます。

貸借料の利回りは、販売所・取引所によって設定が異なります。一般的に、銀行預金の利率よりも高い利率で提供されていることがほとんどです。

また、貸し出し料の利回りは暗号資産の銘柄と貸し出し期間によって変わってきます。基本的に、貸し出し期間が長いほど、利回りは高く設定されます。

レンディングについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

エアドロップ(AirDrop)とは?

エアドロップ(AirDrop)とは

エアドロップとは、暗号資産の開発者や販売所・取引所が、マーケティング活動などの一環として、暗号資産をユーザーへ無償で配布するというものです。

無料で暗号資産をもらうための条件は、エアドロップごとに決められています。特定の暗号資産を保有していること、エアドロップ主催者が運営するサービスを利用することなどさまざまです。

エアドロップを行う目的は、開発した暗号資産の知名度を上げるため、もう一つの目的はその暗号資産の流通量を増やすためです。

ただし、なかには詐欺を目的としているエアドロップもあるため、信頼できる主催者なのか、パスワードの使い回しはしないなど、十分に注意をしながら、エアドロップに参加するようにしましょう。

エアドロップの基礎知識や注意点について、下記で詳しく紹介しています。

マイニングとは?

マイニングとは

マイニングとは、ブロックチェーンの末尾に追加するブロックを新たに生成して、その報酬として暗号資産を手に入れる作業のことです。

暗号資産をマイニングしている方を、マイナーと呼びます。マイナーは、ネットワーク上に発信された取引情報をブロック単位にまとめ、新たなブロックを生成します。

しかしその生成過程において、マイナーは膨大な計算を必要とする問題を解かなければなりません。マイナーたちは競ってその問題を解き、最初に問題の正解を見つけた人が報酬を得る仕組みになっています。

マイニングには、演算性能が高いコンピュータをそろえる必要があるので、作業には、膨大な電気代、ネットワーク代がかかります。

マイニングに成功するには、設備投資力があること、そしてマイニングコストをいかに抑えられるかが重要です。

下記の記事では、マイニングのやり方や報酬・参加する方法について詳しく解説しています。

暗号資産(仮想通貨)には難しい用語が多いが一つずつ学習していこう

まとめ

今回の記事は、特に初心者が最初に押さえておくべき暗号資産に関する用語を解説しました。

暗号資産について調べると、普段なじみのない言葉や専門用語がたくさんあり、初心者のうちは理解するまでに時間がかかるかもしれません。

しかし、暗号資産や新しいテクノロジーを知ることは、世の中の変化を知る良いきっかけにもなります。

用語を徐々に学んでいき、暗号資産に対する知識を深めていきましょう。

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