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はじめまして、こんにちは! ライターのひろこです。

2020年春にコロナで株が大暴落しているのを見て、「今買っておけば稼げるはず!」とNOプランでNISAをはじめました(ビギナーズラックで利益がでました)。

そしてその1年後、今度は暗号資産が盛り上がっているのを見て「買うなら今だ!」と、またもやNOプランでビットコインを購入。その結果……

急騰! → 急落!! → 買ったときとほぼ変わってない

という状況に。暗号資産バブルのときは、毎日チャートを眺めてニヤニヤしていましたが、バブルが弾けてからはマイナス表示を見るのがつらく、完全に放置していました。

最近なんとかプラスマイナスゼロになったので、今度は別の暗号資産を買いたいと思っています。でもぶっちゃけ、どれがいいのかわかりません。私のように暗号資産に興味があっても、種類が多くてどれを選べばいいのかわからない方も多いと思います。

そこで今回はLINE BITMAXを運営するLINE Xenesis社の協力のもと、11種類の暗号資産をセレクトし、「時価総額」と「発行済数」を参考にポジショニングマップを作成!それをベースに、LINE BITMAXの担当者に暗号資産の特徴や位置付け、最近の市況などを解説してもらいました。

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木島知徳
LINE Xenesis株式会社 コンプライアンスチーム所属。証券会社の子会社にて暗号資産関連の業務に携わった後、LINE Xenesisに転職。LINE BITMAXで扱う暗号資産の検討・審査を担当している。暗号資産の魅力は、「未来への希望があること」。お気に入りの暗号資産はイーサリアム。

暗号資産11種の選定理由と特徴は?

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ひろこ:初めまして、よろしくお願いします。まず今回、マップにした11種類の暗号資産(下記参照)をどういった基準で選ばれたのか教えてください。

木島:世界の暗号資産の価格などをチェックできるサイト「CoinMarketCap」には現在、約6,500種類の暗号資産が登録されています(2021年9月現在)。ただ、そのうち日本で取引できるものはほんの一部です。そこで今回は、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が公表している2021年6月現物取り扱い上位暗号資産トップ10に、当社グループが発行する暗号資産のLINK(リンク)を加えた計11種類を選定しました。

ひろこ:日本で取引できる暗号資産の中で、比較的多く取引されているものが主に選ばれているということですね。LINE BITMAXではこの11種類のうち6種類を扱っていますが、これはどのような基準で選んでいるんですか?

木島:LINK(リンク)を除くと、結果的に時価総額順になっていますね。暗号資産は、今お話ししたように6,500種類もあって、玉石混交です。その中でも、たとえばビットコインは運営期間が長くて保有者も多く、比較的信用度が高い。だから時価総額も高いんです。つまり、時価総額は信用度を見る一つの基準なんです。そこで11種のうち、時価総額トップ5とLINE独自の暗号資産・LINK(リンク)の計6種類を扱っています。

ひろこ:そういうことだったんですね。ちなみに、今後取り扱う暗号資産が増える可能性もありますか?

木島:それはありますよ。時価総額や将来性、その暗号資産を支持するコミュニティの状況などは常にチェックしているので、いいものがあれば積極的に取り扱っていくつもりです。

11種の暗号資産の特徴を紹介

ビットコイン(BTC)
2008年にネット上で発表された「サトシ・ナカモト」の論文をもとに、2009年に誕生した世界で初めての暗号資産。現在の暗号資産の中で最も時価総額が高く、ほぼすべての取引所で扱われている。

ビットコインキャッシュ(BCH)
2017年にビットコインから分岐して生まれた。ビットコインと比べて処理速度が早く、スピーディな決済が可能で、送金手数料も安い。

イーサリアム(ETH)
2013年に当時19歳のヴィタリック・ブテリンにより考案。「スマートコントラクト」という、人の手を解さず自動で契約を実行する仕組みを持つ。発行上限がない。

ライトコイン(LTC)
ビットコインの仕組みをベースに2011年に開発された。日常的に使用されることを目的としており、処理スピードが早く取引手数料が低い、発行枚数が多いといった特徴がある。

リップル(XRP)
国際送金・決済を円滑にする「ブリッジ通貨」としての活用を目的に開発された。処理速度が早く、コストも安い。

リンク(LN)
LINE独自の暗号資産。LINEのサービス内での貢献活動に対する報酬として付与できるよう開発された。LINEを中心にさまざまなサービスで使用できる通貨として想定されている。

モナコイン(MONA)
ネット掲示板「2ちゃんねる」から生まれた日本発祥の暗号資産。決済に使える場面も多く、実用性が高い。ライトコインをベースに開発されている。

ネム(XEM)
新しい経済運動(New Economy Movement)というプラットフォームの略称で、処理スピードが早いのが特徴。2018年に大量流失したことで知られる。

ステラルーメン(XLM)
リップルの開発者の1人が中心となって開発。個人間の送金や決済の効率化を目的としていて、送金スピードが早く、手数料も安い。マイニングのような仕組みがないのも特徴。

クアンタム(QTUM)
ビットコインとイーサリアムの技術を合わせて誕生。ビットコインの高い匿名性とイーサリアムのスマートコントラクト機能を併せ持つ。

ベーシックアテンショントークン(BAT)
Webブラウザ「Brave」で利用される暗号資産。braveではデフォルトで広告がブロックされているが、ユーザー自らが特定の広告を閲覧することで対価として獲得できる。

*LINE BITMAXでは、モナコイン、ネム、ステラルーメン、クアンタム、ベーシックアテンショントークンの取り扱いはありません。

ポジショニングマップの活用方法

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時価総額と発行済数は、2021年8月23日時点の数値で作成。

ひろこ:今回は時価総額と発行済数をもとに、ポジショニングマップを作成しました。暗号資産の代表格であるビットコインとイーサリアムは左上、リップルは右端、LINK(リンク)は左端に分布していますね。このマップからわかることについて、教えてください。

木島:そうですね。前提として、暗号資産それぞれの思想や目指す未来に対して、あるべき数量や望ましい価格は変わってきます。たとえば、リップルは国際送金市場で使用されるブリッジ通貨としての役割を目的にしているため、利用しやすいように発行量を多く設定しています。対して、LINK(リンク)はLINEグループが目指すトークンエコノミーの実現に貢献してくれた人たちに配る予定のため、まだまだ発行済の数量は少ない。なので、マップでの位置付けだけで、良し悪しが全てはかれるわけではないんです。

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ひろこ:なるほど、マップ上の位置だけで単純に評価はできないんですね。とはいえ、私のようなほぼ初心者は暗号資産の思想までは理解できていないので、選ぶときにある程度の基準があると助かるのですが……。

木島:それでしたら、マップの上のほうにある時価総額の高いものから始めるのがいいと思いますよ。先ほどもお伝えしましたが、時価総額が高いということはそれだけ既存の法定通貨と交換している人が多いということであり、信用度も高いと言えます。

ひろこ:一定のリスクがある暗号資産の中でも、比較的安心ということですね。

木島:そうですね。暗号資産は玉石混合の世界です。たとえば、日本の暗号資産交換所で扱われていないような発行されたばかりの暗号資産は、将来的な価格上昇を見込める可能性はありますが、一方で運営や管理主体の不安定さから突然価値がゼロになるリスクもあります。そのため初心者の方は、まず時価総額の高いものから始めてみるのがいいと思いますよ。

暗号資産は30分で作れる!?詐欺には要注意

ひろこ:さきほど暗号資産は現在6,500種類あるとのことでしたが、どうしてそんなに多いのでしょうか。簡単に作れるものなんですか?

木島:ええ、ネット検索すればやり方はでてくると思います。人によっては30分くらいで発行できてしまうんじゃないでしょうか。

ひろこ:えっ、30分で作れるんですか? それでこんなに数が多いんですね。でも、その裏で消えていったものもありそうですね。

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木島:そうですね。やはりこれだけ簡単に作れるとなると、「この暗号資産は今は100円ですが、来月には1万円になります」と言って資金を集めておいて運営者が失踪するなど、詐欺的な行為をする人たちも出てきます。実際に、日本でも類似の事件は発生していて、逮捕者が出ています。

ひろこ:ニュースで見たことあります。うまい話には気をつけなければいけないですね。

木島:その通りです。暗号資産は、成し遂げたいことや目指す未来を人々に信じてもらうことで、価値が生まれます。逆に言えば、信用がなくなれば価値が失われ消えていきます。詐欺にはくれぐれも注意してほしいですね。

暗号資産取引サービスの使い分けと最近の市況

ひろこ:暗号資産取引サービスはいくつもありますが、どのように使い分ければいいですか?

木島:LINE BITMAXの場合は、LINEアカウントがあれば簡単に口座開設、取引ができます。扱っている暗号資産は時価総額が高いものが多く、取引初心者の方に向いていると言えます。暗号資産取引サービスを提供する会社によって、それぞれ扱っている暗号資産が違うので、まずLINE BITMAXから始めて、知識が深まり他の暗号資産にも興味が湧いてきたら他社を併用してみるのがいいのではないでしょうか。

ひろこ:暗号資産の知識レベルに応じて使い分けるということですね。ところでこの1年、価格がかなり変動していますよね。これはやはり、コロナ禍の影響なのでしょうか?

木島:単純にそうとは言えませんが、間接的に影響はしていると思います。コロナ禍をきっかけとして、若者を中心に投資を始める人が増えたのではないでしょうか。また、デジタル化が進んだことで、キャッシュレス決済の一手段として暗号資産に将来性を感じたり、米EV大手テスラ社のイーロン・マスクCEOのツイートなどで興味を持ったりした人も多いと感じます。取引をする人が増えて暗号資産市場に流れ込むお金が増えたことが、価格変動に影響したのだと思います。

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ひろこ:コロナ禍で生活様式や価値観に変化が生じたことで、結果的に暗号資産がより身近になったんですね。

木島:そうだと思います。もともと暗号資産は円やドルと違って、「特定の国家や組織に価値が依存しない」という特徴があります。そのため、今後特定の国がパンデミックになったとしても、影響の度合いは低いかもしれません。

ひろこ:ありがとうございます。では最後に、暗号資産の最近の市況を教えてください。

木島:私はアナリストではないので、言える範囲でお答えしますね。NFT*の盛り上がりに合わせてか、ここ1ヶ月ではイーサリアムを中心に上昇基調にあるようです(2021年9月現在)。これまで暗号資産は投機対象であったり、決済手段として用いられてきました。ですが、暗号資産に使われているブロックチェーン技術を利用して、NFTアート*のような新しい分野が生まれてきたことで、次のフェーズに入った期待感が生まれ、暗号資産市場全体の価格も上がってきたと言えそうです。

*NFT:Non-Fungible Token(非代替性トークン)。記録の改ざんがほぼ不可能なブロックチェーンの特徴を利用し、デジタルデータのオリジナルとコピーを明確に見分けられるようにした技術。これによりデジタルデータの所有権を主張でき、アートやツイート、ゲームの中で得たアイテムなどを売買する市場が拡大している。

まとめ

今回、ポジショニングマップを作ったうえで木島さんの話を聞いて、暗号資産は位置付けのほかにその思想や将来性に着目することが大事なのだとわかりました。

最近、SNSやネット記事でNFTの話題をよく目にするので、ブロックチェーンとして使われている「イーサリアムをとりあえず買っとく!?」と思っていましたが、暗号資産それぞれの「目指す未来」に興味が湧いたので、もうちょっと調べてから考えたいと思います。

*この記事は、2021年9月8日の取材時の情報をもとに執筆した記事です。
*暗号資産の取引は自己の判断と責任で行ってください。
*暗号資産は需給の変動などにより価格が変動することがあり、損失が生ずるおそれもあります。
*感染症対策をしたうえで、取材・撮影を行なっています。

取材・文/にしみねひろこ
写真/橋本千尋
編集/株式会社LIG


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