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イーサリアムは、2013年に、当時19歳のヴィタリック・ブテリンによって考案されました。

この若き天才によって開発された暗号資産は、その後多くの人に受け入れられ、今では時価総額がビットコインに次ぐ第2位(2019年9月時点)となるまで拡大しました。

実は「イーサリアム」とはプラットフォームの名称で、暗号資産としての正式名称は「イーサ」といいます。(「プラットフォーム」という言葉があまり馴染みがないかもしれませんが、一つの「サービス」ととらえてください。)

現在では「イーサリアム」という名前が暗号資産の名称として定着していますが、私たちが取引所で手に入れることのできる暗号資産は正確には「イーサ」なのです。

この「イーサリアム」というプラットフォームを通して、私たちは、ブロックチェーン技術を取り入れた新しいアプリケーション(※)を開発することができたり、イーサとは異なる全く新しい暗号資産を開発することができてしまうのです。
※ このようなアプリケーションを「分散型アプリケーション(Decentralized Applications, 略称DApps)」といいます。

■イーサリアムの主な特徴

1. スマートコントラクト機能の実装
イーサリアムについて説明する時に、絶対に避けて通ることができない機能が、「スマートコントラクト」です。
スマートコントラクトは、直訳すると「賢い契約」。
通常のブロックチェーンには「いつ、誰が、どこに送るか」という取引情報が記録されるのですが、イーサリアムのブロックチェーンには、それに加えて「契約内容」も記録することができます。
これによって「ある条件を満たしたときに自動的に契約(処理)を実行する」というプログラムをブロックチェーンに書き込むことができるようになります。このスマートコントラクトによって、「イーサリアムのプラットフォーム上でアプリケーションを作る」ことが可能になるのです。

2. 発行上限が設定されていない
多くの暗号資産には、その暗号資産の発行上限が決められています。例えばビットコインの場合、発行上限は2100万BTCと設定されており、当然ですが上限に達するとそれ以上新しく発行されることはありません。
それに対し、イーサリアムは発行上限が設定されていません。
これについては様々な意見が飛び交っていますが、開発者のヴィタリック・ブテリン氏はTwitterで「イーサリアムの発行上限の設定については今後検討する価値がある」とツイートしています。

3. スピーディな取引
ビットコインのブロック(取引データ)の承認間隔が、「およそ10分に1回」であるのに対して、イーサリアムは「およそ15秒に1回」です。
これによって、スピーディな処理が可能となります。
ただし、イーサリアムの取引の数が増えると、承認に時間がかかってしまい、取引に遅延が生じてしまうことが課題となっています。(スケーラビリティ問題)

暗号資産イーサの値動きだけでなく、イーサリアムを基盤にしてどんなアプリケーション(DApps)が作られているか、どんな新しい暗号資産が開発されているかなども調べてみるとおもしろいかもしれませんね。

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